AIで自社Webサイトの改善個所を把握する

今回は、AIを活用して、自社サイトを効率よく改善できる簡単なスクリプトを紹介します。これを使えば、専門的な知識がなくても、簡単にサイトの課題を把握できます。ChatGPTなどにスクリプトを入れてみてください。意外な気づきがあると思います。

目次

1.AIを使って競合サイトを分析する方法

まずは、自社サイトがどの位置にいるのかを理解するため、競合分析をしましょう。以下のAIツールを使うことで、競合サイトを簡単にチェックし、どんな要素が優れているのかが分かります。もしここで全く競合と言えないサイトが表示される場合は、自社サイトのコンテンツに問題があるケースが多いです。

スクリプト
自社サイト:{ここに自社サイトのURLを入れる}
出力1:自社サイトの競合サイトを10個抽出
出力2:競合と自社サイトの強み・弱みを比較
出力3:競合サイトにあって自社サイトにない要素

2.自社Webサイトの改善点をAIで発見

AIを使って、現在の自社サイトにどんな改善が必要かを簡単に診断できます。ありきたりな回答に見えますが、URLを競合のものに変えると回答も変わります。自社の一番弱いところや最優先と思われるところを指摘してくれます。

スクリプト
自社サイトのURL:{ここに自社サイトのURLを入れる}
出力1:サイトにどんな改善が必要か
出力2:訪問者を増やす施策はなにか
出力3:問い合わせを増やす施策はなにか

3.トップページの解析スクリプト

自社サイトの「顔」であるトップページがしっかり作られていれば、ユーザーの興味を引き、次のアクションに導くことができます。AIを使ってトップページにどんな要素が多く使われているかを分析し、改善案を出します。

自社サイトのURL:{ここに自社サイトのURLを入れる}
出力1:トップページにある要素を抽出
出力2:改善案

4.ターゲット向けUI/UX改善

見る人の立場にたって診断してもらいます。こちらも当たり前の回答が多いですが、想定外の回答をもらえることもあります。

自社サイトのURL:{ここに自社サイトのURLを入れる}
ターゲット層:{ここに自社サイトのURLを入れる}(「50代~60代向け」や「中小企業経営者向け」など)
出力1:UI(デザイン)の改善
出力2:UX(ユーザー体験)の改善

生成AIは渡す情報(スクリプト)が重要だと言われていますが、専門家に質問する感覚で質問内容と求める回答を明確に示すことで、それなりの回答を得ることができます。いろいろ試してみてください。

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この記事を書いた人

株式会社ねこすけの代表をしています。
2005年に創業しWebマーケティングを実践するためのコンサルティング、サイト構築、サイト運用、システム開発を行っています。
会員・顧客属性を利用したコンテンツ管理を得意としており、協会サイト、多ブランドのECサイト、会員向けコンテンツサイトなどを構築運営しています。Webマーケティングのパートナーがほしいと感じている方、ご相談ください。
月に1度のミーティングから細かなサイト保守まで必要な部分での対応が可能です。 問い合わせ

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